おもやいっこ › 2015年12月

2015年12月10日

地域への情報を発信する「木育親子カフェ Pinos」

親子で楽しむ環境が地域のにぎわいをつくる。
その一端を担い情報を発信する「木育親子カフェ Pinos」





豊橋市松葉町にあるこども未来館ここにこの前に、今年の6月、親子連れにうれしいカフェがオープンしました。












木育親子カフェ Pinos(ピノス)です。
「親子で食事ができ、小さな子どもたちにやさしい場をつくろうと、市のまちなか活性課からの働きかけや、穂の国森づくりの会の協力のもとに木育親子カフェ Pinosをオープンさせました」と代表の松尾篤さん。




 Pinosは、ベビーカーでもラクに出入りできるように間口が広く、トイレも大きく作られ、2階には、授乳室やオムツ交換台が備えられ、子どもが遊ぶそばでお茶を楽しめるようになっています。

また、セミナーやママ友会のためのスペースとしても開放しています。

▲2階はセミナーやワークショップとしても利用できます

 モーニングなどには地域の年配の人たちも訪れ、憩いのひと時を楽しんでいます。
「さまざまな年代の人たちが訪れ、地域活性化の拠点になるようなコミュニティの場をめざしたい」と松尾さん。

子どもがいる私としても、子育て世代にも優しい、「この街で暮らしたい!」とみんなが思うような場所を紹介できて嬉しく思います。(ヤクルトスタッフ 水田未来)




     【取材を終えて・・・ 花中センター 水田未来】

10月29日、こども未来館ココニコの向かいにある「木育親子カフェPinos」さんで、「おもやいっこ」取材のため、松尾篤社長にお話を伺いました。
私は単純に「親子カフェ」が一つできてうれしいなぁと思っていたのですが、どうやら街おこしの一環だということ。

「こども未来館『ココニコ』に遊びに来られた県外、市外の人たちは館内に食事施設がないため、そのまま帰られてしまうことが多いそうです。近くで食事をし、駅前商店街に遊びに行ってくれたら・・・。」という松尾社長の考えで、<親子連れにも優しいカフェ Pinos>を出店することになったそうす。
“街づくり”にも繋がり、奥が深いなぁと思いました。

“地域の人にも気軽に来てほしい、子どもがいなくても気軽に来てほしい”という想いがあるため、1階を見る限りは普通のカフェですが、2階に上がるとキッズスペースのある“親子に優しい空間”がありました。


「木育」という言葉を使っているだけに、おもちゃは全て木製。手作りとのこと。
いずれ販売も視野に入れているそうなので、ぜひ買いたいと思いました。

私には3歳と5歳の子どもがいるので、外食をする時に子どもが飽きても大丈夫か、人に迷惑はかけないかを気にしてしまいます。そのためなかなか外食もままならないのですが、次は子どもを連れてPinosさんに来よう!と思いました。ママが子供を抱えながら食べれるメニューを中心にしていて、また、テイクアウトができるメニューが多いので、ココ二コの芝生で食べるのもいいですよね。

▲松尾代表は終始、笑顔で丁寧にお話ししてくださいました

今日は、お忙しい中、いろいろお話を聴かせていただき、ありがとうございました。


  


Posted by おもやいっこ at 10:28Comments(0)のんほいフォーカス

2015年12月10日

豊橋で唯一、イチゴ狩りができる「のんほいイチゴ園とよはし」

●スタートは「おいしいイチゴを食べたい」

豊橋総合動植物公園のんほいパークからすぐのところにある「のんほいイチゴ園とよはし」は、豊橋で唯一イチゴ狩りができるイチゴ園です。
環境への配慮と化学農薬を極力かけないことにもこだわって栽培しています。



園長の水谷充裕さんがイチゴ栽培を始めたのは、祖父のイチゴ作りを手伝い、農業のおもしろさを知ったことがきっかけ。おいしいイチゴを作ろうと農業大学で一から勉強。

「おいしいイチゴを食べたい、食べてもらいたい」という思いをベースに、経験してきたことすべて今のイチゴ作りに注いでいます。


園長の水谷さんはアイデアいっぱい。


●食育・農育に即したイチゴ摘み取り体験

「のんほいイチゴ園とよはし」では、食育イチゴ狩りのほか、小学校の体験授業やこども未来館ここにこの体験農業も行っており、子どもたちに
“食”の大切さと“農”の楽しさを伝えています。


「豊橋の農業の素晴らしさをもっと外に発信し、将来の農業従事者を増やすひとうの入り口になればと思っています。めざすは食育・農育もテーマパークの開園!そのためにも日々努力です」と話す水谷さん。その想いに“力”をいただきました。


     【取材を終えて・・・ 二川宿センター 江口美帆】

11月5日、『おもやいっこ』の取材のため、のんほいイチゴ園とよはしの水谷充裕さんにお話しを聞きに伺いました。
ここは、私のお届け担当地区にあるので週に何度も通るのですが、【いちご畑のクレープ屋さん】と書いてあるピンクのキッチンカーがかわいいなと気になっていたので、イチゴ農園に取材に行くと聞いた時はすぐこちらだと思いました。意外なことに、豊橋、豊川、新城でイチゴ狩りができるのは水谷さんの農園だけだそうです。

水谷さんは、実は・・・小さい時におじいさんが作ったイチゴがあまり美味しくなかったので、自分で美味しいイチゴを作りたいと思い、農業大学に入り農業を学んで、イチゴをテーマに卒論を書き、イチゴ農園を始めたそうです。

「この地域では無かったイチゴ狩りをしているのはなぜか。」との質問に、「自分が稼ぐばかりの農業は続かない。せっかくならみんなに喜んでもらいたい。」と答えていたのが印象に残りました。

▲イチゴの育て方の面白さや苦労など、とても丁寧に教えていただきました。

 また、のんほいイチゴ園さんは、食育・農育にも力を入れており、子ども未来館ココニコで年3回シリーズで〔苗を植える、植えたものを自分で管理する、自分で食べる〕というイチゴ栽培の農業体験をやっているそうです。農作物を作ることの大変さや、食に対する感謝など、普段なかなかできないことが体験できるので、とても良い経験になると思いました。
 
「豊橋はもともとは農業が盛んで豊かな土地なのに、外への発信が不十分。」

こういうことがきっかけで農業に興味を持ち、将来の農業経営者への入り口になればと話していました。
私が「息子がイチゴを食べてくれないのですが。」と話すと、「うちのイチゴは美味しいのでぜひ食べてみてください。」とおっしゃりました。本当に自分の農業に自信を持っていらっしゃるんだなと思いました。スーパーなどにも出荷しているそうなので、ぜひ食べたいと思います。
また、将来的には農家カフェや食育のテーマパークをつくりたいと話していらっしゃいました。そんな将来を私も楽しみにしています。


お忙しい中、いろいろ勉強させていただき、ありがとうございました。

  


Posted by おもやいっこ at 10:27Comments(0)ふるさと応援団 !!