2019年05月30日
田植え体験~清須ライスセンター~【田植え篇】
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●準備篇をさらっとおさらい●
手作業で田植えするのを想像していたら、まさかのまずは機械で田植え!
準備を整え、運転方法も学び、いざ田植え機初運転です!
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安田さんに、操作方法を教えてもらいながらの走行です。
しかしまさか後進からのUターンから始まるとは・・・
いきなり高度なテクニックが必要となりました。
ひとつの田んぼに、しっかり計算されて田植え機を走らせるので、隣の苗の列に合わせて並ばないとズレていってしまいます。
向きを変え、田植えスタート!!
田んぼの中は道路と違い不安定で、ハンドル操作がとても難しかったです。
目印に合わせてまっすぐ走っているつもりでも、ほにゃほにゃした苗の列になったり、ゆっくりカーブを描いてしまったりしています。
安田さんに教えてもらいながら3人とも2往復し、何とか機械での田植えを体験することができました。
「じゃあ、次はひとりずついってらっしゃい☆」
・・・・・・えっ?!
ということで、もう2往復ずつ。
そのうち1往復は、安田さんも陸地から見守り、ひとり田んぼへ行くことに。
なんとか1往復目で操作の復習をし、ドキドキの2往復目。
若干のカーブを描きつつも、なんとか3人とも無事陸地へたどり着くことができました!
残りのスペースで今度は手作業での田植え体験です。
3人とも子どものころに一度は、学校の授業で体験をしています。
まずは安田さんにお手本を見せてもらいました。
大きな束から3~5本くらいの苗を根っこさら取り、それを一定の間隔でまっすぐグッと植え込みます。
清須ライスセンターの田んぼは、伸び伸び育たせるために、間隔を広めにしているそうです。
では今度は私たちの番です。
久々の田んぼの感触にテンションが上がります。
私は長靴で、もう2人は長めの靴下を2重履きして入りました。
長靴の良いところは濡れないところですが、代わりに田んぼにハマりやすく抜けない。
そして足だけスポンと抜けてしまいます。。。
なんとか小刻みに動かし脱出!
するともう片方が抜けない・・・
ありがちですよね~。
靴下組は、ズボンとハマることもなく、スムーズに出来たそうです!
また田植えの機会があったら、その時は靴下で体感してみようと思います。
後ろにバックしながら行うので、次の苗をしっかり植えれるように、自分たちの足跡を消しながら田植えをします。
植えていくのは3人とも上手く出来たのですが、意外と難しかったのは、束から数本の苗を取る作業でした。
普段なかなか感じることのできない、自然の土や水の感触やにおいを感じ、一束一束丁寧に植えさせていただきました。

最後に安田さんが、田んぼの外周の植えていない部分(Uターンをしていた部分)に機械で植えて、出口まで戻り終了しました。
機械が出る場所を計算して植えていかないと、せっかく植えた苗がクシャっとしてしまいます。
体力だけでなく頭も使うので大変な作業だと感じました。
安田さん。お忙しい中、田植え体験をさせていただき、本当にありがとうございました!
★☆★☆田植えを終えて☆★☆★
この日は本当に天気に恵まれ、暖かな陽気になりました。
田植えの数日前に安田さんが、『天気に左右されすぎて段取りに困っている』と連絡がありました。
GW中の天気予報が雨マークから晴れに。晴れなのに雨だったり。とコロコロ変わっていたからです。
ただ雨の恵みが欲しい時もあります。しかし降りすぎても困ってしまいます。
単純に『天気が良くて田植えができた』だけでは、成功とはいえないな、と改めて感じました。
田植えのあと、みなさんの食べるお米になるまでは、『草刈り』と『水管理』が主な作業となってきます。
水が多い時には抜き、足らないときには足す。
水量の調節をします。
稲がある程度育ってきたら、水を抜いて土を乾かす『中干し』をします。
本数が2・3倍にも増えるので、中干しすることで成長を止めます。
なぜ、成長を止めるのかというと、摘果のように美味しさを集中させ、一つ一つが美味しいお米になるように育てたいからです。
その後、実になり、収穫されます。
私たちが植えたこの苗の成長を、これから見届けていきたいと思います。
おいしいお米に育ちますように♪

2019年05月24日
田植え体験~清須ライスセンター~【準備篇】
おもやいっこスマイルセレクトは、色んな生産者の方々の、温かい手で作られた、体にやさしいこだわり商品です。
作り手の想いを体感し、地域の方に、その東三河の魅力を伝えていきたいと思い、農業体験をしようと考えました。
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今回体験させていただいたのは、『清須ライスセンター』の安田さんによる、田植え体験です。
田植えの時期は4月中旬~6月中旬の2か月間。
清須ライスセンターでは、1年に45ヘクタール程の面積の田んぼを、田植えするそうです。
(※大体、のんほいパーク&駐車場を、少しオーバーするくらい?って言ってました(笑))
さらに知り合いの方などの、他の田んぼを1.5倍ほど、田植えを行なうそうです。
すごい広い!と思ってしまったのですが、まだまだ小さい方なんだとか。
清須ライスセンターに着いてさっそく近くの田んぼへ。
今回は2反(たん)3畝(せ)、おおよそ690坪の田んぼです。
そこには田植えの機械が置いてありました。
「今日はまずこの機械を使って田植えをします。」
おっと!まさかの田植え機運転!!!
手作業の田植えを想像していたので、まったくの想定外でした。
機械を動かす前に、田植え機に苗の束の積み込み作業をしました。
苗をグッとつかみ浮かせて、マットから外し、その下に板を入れ込みます。
苗をつかむ?浮かす?え・・・ちぎれないの?!
と、恐る恐るドキドキしながらつかみ上げました。
しっかりつかむことで上げることができ、板も一気に入れることで、スムーズにできることがわかりました。
そして、板に乗せた苗を上から定位置にセット。
これがまた力仕事で、スルっと上から落とすまで腕がプルプル!
しかし慣れたころには、スルっと上手く落とすのが快感になっていました(笑)
田植え機には、肥料(化成肥料)と除草剤が一緒になったものも積んであり、田植えと同時に自動的に撒かれるそうです。
準備が整ったところでみんなで操作方法を学びました。
アクセルとブレーキとハンドルは、普通の車と変わらない感じ。
違うのは「移動」「前進」「停止」「後進」を操作するレバーと、苗の台を上昇下降させるレバーが付いていること。
安田さんの運転を見ている分には簡単そうに見えますが、意外とこれが難しいことがあとで判明します。。。
「さぁ~では、順番に運転してもらいますか」
ジャンケンで順番を決めドキドキの運転タイムです。
【田植え篇】につづく・・・