おもやいっこ › 2016年07月

2016年07月21日

岩瀬果樹園さんを取材して

小雨の降る6月、石巻にある岩瀬果樹園さんへ伺ってきました。
巨峰をメインとした葡萄、11種類の梨、そして石巻特産の次郎柿を栽培しています。
取材させていただいた園主の岩瀬さんは小麦色に焼けたお顔と笑顔がとても優しい人でした。すぐ岩瀬さんから名刺をいただいたのですが、農園のロゴマークがとてもかわいくて家に持って帰り、娘に見せたら「かわいい~!欲しい!」と言っていました。

岩瀬さんがお話しをされていたロゴマークは、「商品を手にしてもらう」「新しいお客さまや子ども連れの家族に」という気持ちが込められています。子供服のセレクトショップさんにお願いをして2年もかけて作られた愛犬チロルがモデルの、1度見ると忘れない印象的なマークです。

岩瀬さんのお話はとても分かりやすく、毎年ご自身でテーマを決めて作業されているそうです。葡萄、梨、柿を作られているのですが、梨は11種類もあります。とても驚いたので、どうしてたくさんの種類を栽培しているのかを訪ねると…岩瀬さんは「加工をせず、そのまま食べる!!」ということを大切にして、収穫時期を考えたり、木の上で長く育てたい、実を袋にかけず太陽に当てる、などいろんなポリシーを持っていらっしゃいました。実を袋にかけないと傷がつくリスクがありますが、少しでも太陽に当てることを大切にしていました。これからは葡萄作りにもっと力を入れ、種類を増やしていきたいとおっしゃっていました。葡萄は柿や梨作りとは違って、“花房へのはさみの入れ方で房を好みに自分で出来るのが楽しみ”と目をキラキラさせて語ってくださいました。

今回、岩瀬さんに取材をさせていただいて自分の仕事に誇りを持ち、色んな事を勉強し挑戦している姿を見させていただき、とても良い経験になりました。私もお客さまにそう思っていただけるような話題作りができるように頑張っていきたいです。

岩瀬さんご夫婦、お忙しい中ありがとうございました。


酒井広美(稲荷センター)

ブログもぜひご覧ください♪
ブログ⇒http://ameblo.jp/adikoji/
  

Posted by おもやいっこ at 14:11Comments(0)ふるさと応援団 !!

2016年07月21日

表浜ネットワークさんを取材させていただきました!

表浜まるごと博物館の田中美奈子さんにお話を聞きに伺いました。
毎週、お届けのために横を通っていたのですが、いつも「表浜まるごと博物館」って何だろう?と気になっていた場所でした。


「表浜まるごと博物館」は海や海岸が好きで集まった方々が20年近く前から様々な活動をされていたそうで、2005年に法人化されました。表浜海岸の環境を良くしていくための環境団体で、主に表浜にやってくるアカウミガメの調査をされているそうです。取材させていただいた建物内にもかわいいアカウミガメの赤ちゃんが元気に水槽の中で泳いでいました。


6月には、地域の人たちが気軽に集まって楽しく過ごすコミュニティの場として、「タートルカフェ」がオープンしました。中は壁一面にアカウミガメに関する資料がありました。「タートルカフェ」のメニューには飲み物しかないのですが、ソファに座って虫たちの声を聞きながらじっくり資料を読みたいなぁと思いました。インテリアもとても素敵で、お部屋の一角には海岸に落ちている貝殻で作られた貝殻アートもありました。私が「かわいいですね!!」と言うと、「これも環境問題になっている海のゴミで、ほとんどの海の生き物の体内にゴミが入ってきてしまっているんです」と田中さんはおっしゃいました。それを聞いた時、わたしは衝撃を受けました。このような展示物から環境問題に触れられるのも、関心を持つ素晴らしいきっかけになるし、子ども達でもわかりやすいなと思いました。


田中さんは、表浜まるごと博物館から、表浜海岸の環境を多くの方々に知ってもらいたいとお話をされていました。こんな素敵な場所があることを多く方々に知ってもらい、足を運んでいただけたらいいなと感じました。

たくさんのお話を聞かせていただき、とても勉強になりました。お忙しい中ありがとうございました。


二川宿センター 木下みか




【おまけ画像icon06
アカウミガメの赤ちゃんですっface05

  

Posted by おもやいっこ at 13:33Comments(0)のんほいフォーカス