2019年04月16日
『ごとう製茶』さまを訪問して
日本人にとって、なくてはならないもの…そう、お茶です。
“Green Tea”と呼ばれるくらい、世界中で日本茶はとても有名ですよね。
そんな中でも、豊橋茶と呼ばれているお茶を作られている
ごとう製茶さんはご存知ですか?
今回は、豊橋市でお茶を作り続けているごとう製茶さんをご紹介します。
ごとう製茶さんは、ご家族で運営されています。
ご主人はおっとりとした話し方をされますが、お茶への想いや優しさはピカ1です。
奥様はいつお会いしてもとにかく元気!いつも笑顔を絶やさず、ニコニコで迎えてくれます。
息子さんはまだ、ご挨拶程度しかお話をしたことがないので、どちらに似ているのか気になるところです…(笑)
ごとう製茶さんが作るお茶は、無農薬・無化学肥料の栽培をしています。
その想いには、「飲む方の笑顔が見たい、食卓が笑顔に包まれるように」という想いがあります。
家族みんなで作られているごとう製茶さんのお茶は、温かい手で時間をかけて作られています。
雑草が生えれば、手で取らなければいけないし、虫がいても取らなければいけない…お茶の完成までは、とても時間がかかります。
※これは、木のチップスです。土の肥料にもなりますし、雑草が生えるのもおさえてくれるそうです。「ふかふかの土の上は何度踏んでも気持ちがいいよ!」と奥さん。
弊社のおもやいっこステーションでは、“おもやいっこ茶”という名前でお茶を取り扱わせていただいております。
お茶には「緑茶でうがいをすると風邪予防になる」「血糖値を下げてくれる」などなど
色んな作用があり、調べるとたくさん出てくると思います。もちろんお茶の作用も大事なことですが、
どんな人がどのように、そしてどんな想いで作っているのかを知ることでそのお茶への想いやその他の商品への想いは変わってきます。もちろん口に入れたときの味の違いも感じられるのではないかと思います。
ぜひ一度、ごとう製茶さんのお茶を手にとって香りや色、そして味を試してみてください。
追記…
今回お伺いさせていただいた際に、奥さまのお気に入りスポットをご紹介していただきました。
「ここに、ごろ~んと寝転がってみて」と奥さまに言われたので、実際に“ごろ~ん”としてみました。
土はとても温かくてふかふかで、空はとてもキレイでした。右を見ても左を見ても、力強く生えているお茶の木の根っこがありました。
「お茶はね、土からも空からも栄養をたっぷりもらってるんだよ」と教えてくださいました。自然のチカラとごとうさん家族のパワーで、おいしいお茶ができるんだと実感しました。
茶畑に座って写真を撮っていたら、ご夫婦の後姿。なんだか、ほっこりしますね。
2019年04月04日
國松本店さまを取材して(vol.2)
私が普段から毎週お届けしている『國松本店』の
4代目当主“國松勝子”さんのお話を伺うことになりました。
ちょうど取材の日の朝には
國松本店さんがテレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』で紹介され
その後の注文やお問い合わせの電話が殺到し、大忙しの午後でした。
とっっってもお忙しい中取材の時間を頂き
ありがとうございます。
濱納豆の歴史は1300年前ほど。
元々は、お寺の台所である納所でつくられたことから「納豆」と言われ、
保存・栄養食として広まり、戦国時代にはお寺を本陣にした武将たちに好まれ、
とくに徳川家康は常食するほど愛したそうです。
國松本店さんでは140年以上、その技法と製法、味を受け継いでいます。
私は、豊橋に生まれ育ったのですが
あまり『濱納豆』のことを知らなかったです・・・。
濱納豆は、国産の「ふくゆたか」という品種の大豆を使用しており
1回に60キロくらい作るそうです。
そしてなんと濱納豆が出来上がるまで半年程かかるそうです!
夜遅くても4~5時間後に天地返しという製法で大豆をひっくり返したり
天日干しした濱納豆を一粒一粒手で離したりなど
他にも細かな作業を教えていただきました。
國松さんの濱納豆に対するひとつひとつ子どもを育てるように
愛情をそそぎ手間暇かけている様子がとても伝わりました。
濱納豆は発酵食品で塩分が強いのですが
ひとつひとつに旨味が凝縮されていていろいろな料理に使用ができ
料理の味に深みを与えてくれる無添加万能調味料とのことでした。
私も、濱納豆を使用した料理を作ってみたいと思いました。
ちなみに國松本店さんの濱納豆は日本一減塩です!
3代目の当主が発酵を促す塩を従来の3割ほど控えることに成功し
日本で一番減塩の味わい豊かな濱納豆になったそうです。
現在は、娘・千純さんも濱納豆づくりに加わり、
いろいろな方に知ってもらえる為に
どの年代の方にも受け入れてもらえるよう
レシピを考案したり、イベントなどをひらき
地域の方々にさらに濱納豆を知っていただける活動をしています。
お話を聞いていて國松さんの濱納豆に対する熱い想いを感じました。
私も普段のヤクルトのお届けとともに
地域の方々へ“濱納豆”の良さを伝えるお手伝いを
これからも頑張っていこうと感じました。
國松さん、お忙しい中お話を聞かせて頂き本当にありがとうございました。
2019年04月03日
蒲郡市役所企画部まちづくり課を取材して
尾嵜さんに市をあげて女性活躍の場を広めていくための
具体的な取り組みについてお話を聞くことができました。
セミナーやワークショップを繰り返す中で他業種との交流を図り、
また各社にて取り入れている様々な制度の共有を年間を
通して行っているというお話の中では、弊社においても参考に
していきたい具体例をいくつも聞き取ることができました。
「ワークショップを始める前と終えた後では参加者の表情が違っている」
「みんな晴れやかな表情で帰って行かれます」
と自身をもって話していた尾崎さんの表情からもワークショップが
参加された方にとってとても有意義な時間だったのだと思えました。
今後の展開として教えて頂いた学生、企業向けのパンフレットの作成に関しても
蒲郡市で活躍している女性の特集など、面白そうな企画ばかりでした。
短い時間のインタビューではありましたが、全体を通して
自分自身が楽しんで企画をしている姿がとても印象的でした。
隣の市でありながら、今までは関わりの薄かった蒲郡市ですが
様々な取り組みをされていることが分かりました。
今回聞かせていただいた各社の制度、取り組みなどを
今後の活動の参考にしていきたいと思います。
(穂の國湊センター長 鈴木昭徳)