おもやいっこ › 2019年04月04日

2019年04月04日

國松本店さまを取材して(vol.2)

今回のおもやいっこ~ふるさと応援団~の取材で、
私が普段から毎週お届けしている『國松本店』の
4代目当主“國松勝子”さんのお話を伺うことになりました。




ちょうど取材の日の朝には
國松本店さんがテレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』で紹介され
その後の注文やお問い合わせの電話が殺到し、大忙しの午後でした。

とっっってもお忙しい中取材の時間を頂き
ありがとうございます。





濱納豆の歴史は1300年前ほど。
元々は、お寺の台所である納所でつくられたことから「納豆」と言われ、
保存・栄養食として広まり、戦国時代にはお寺を本陣にした武将たちに好まれ、
とくに徳川家康は常食するほど愛したそうです。

國松本店さんでは140年以上、その技法と製法、味を受け継いでいます。

私は、豊橋に生まれ育ったのですが
あまり『濱納豆』のことを知らなかったです・・・。



濱納豆は、国産の「ふくゆたか」という品種の大豆を使用しており
1回に60キロくらい作るそうです。
そしてなんと濱納豆が出来上がるまで半年程かかるそうです!



夜遅くても4~5時間後に天地返しという製法で大豆をひっくり返したり
天日干しした濱納豆を一粒一粒手で離したりなど
他にも細かな作業を教えていただきました。

國松さんの濱納豆に対するひとつひとつ子どもを育てるように
愛情をそそぎ手間暇かけている様子がとても伝わりました。


濱納豆は発酵食品で塩分が強いのですが
ひとつひとつに旨味が凝縮されていていろいろな料理に使用ができ
料理の味に深みを与えてくれる無添加万能調味料とのことでした。
私も、濱納豆を使用した料理を作ってみたいと思いました。


ちなみに國松本店さんの濱納豆は日本一減塩です!
3代目の当主が発酵を促す塩を従来の3割ほど控えることに成功し
日本で一番減塩の味わい豊かな濱納豆になったそうです。



現在は、娘・千純さんも濱納豆づくりに加わり、
いろいろな方に知ってもらえる為に
どの年代の方にも受け入れてもらえるよう
レシピを考案したり、イベントなどをひらき
地域の方々にさらに濱納豆を知っていただける活動をしています。

お話を聞いていて國松さんの濱納豆に対する熱い想いを感じました。





私も普段のヤクルトのお届けとともに
地域の方々へ“濱納豆”の良さを伝えるお手伝いを
これからも頑張っていこうと感じました。

國松さん、お忙しい中お話を聞かせて頂き本当にありがとうございました。



  


Posted by おもやいっこ at 13:04Comments(0)ふるさと応援団 !!