おもやいっこ › 2014年07月

2014年07月29日

地元企業やボランティアに支えられるトライアスロン伊良湖大会



 今年で28回目を迎える「トライアスロン伊良湖大会」は、「渥美半島のオフシーズンに観光客を呼びたい」という地元有志の声から始まりました。

 昨年は1720名のエントリーがあり、地元からは約80名が参加。最年少は18歳の高校生、最高齢は79歳のシルバーアスリートだったそうです。トライアスロンは、スイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(走る)の3種目のトータルタイムで競います。

 伊良湖大会では、水がきれいで穏やかな伊良湖岬海水浴場を泳ぎ、さわやかな海岸線をバイクで走りぬけ、伊良湖岬灯台などの景勝地をランで巡ります。
 「全国で270ほどの様々な大会が行なわれていますが、伊良湖大会は、アスリート注目の5つの大会の一つに入るほどの人気です。

 コースの美しさに加え、食事が美味しく、家庭的で温かい雰囲気がアスリートたちの心をつかんでいるようです」とNPO法人With(ウィズ)専務理事の榊原宣克さん。今年は9月7日に開催され、前夜祭ではヤクルトで乾杯するそうです。



運営スタッフの熱い思いと地道な取り組み、地元の人たちの協力があって今の大会があります。昨年の前夜祭ではヤクルトで乾杯し、参加者が健闘と健康を誓い合いました。



【 インタビューを終えて・・・  田原センター 田中直子 】

 今回、9月7日(日)に開催される「トライアスロン伊良湖大会」についてお話をうかがいました。
 伊良湖のトライアスロンは、以前、私の主人が出場したことがあると聞いたことがあり、自宅にもその時の自転車があったので、知ってはいました。ですが、渥美に住んで3年経ちますが、実際観に行ったことはなく、開催されているのをポスターで見かける程度で詳しく知りませんでした。

 お話をいろいろと伺っていると、出場者は毎年抽選で決まり、全国から応募があるそうで、年齢も高校生から70代後半の方までたくさんの方が参加していると聞きました。また、地元の方や、高校生のボランティアなど多くの人の協力によって準備、運営されていることを知りました。

 昨年の大会で前夜祭の時、ヤクルトで乾杯したとのことで写真を見せてもらいました。
 私たちがいつもお届けしているヤクルトを出場者の人たちが飲んでくれているのを見て、嬉しく思いました。

 今回、このような機会に関わることができ、お話を聞くことができたことでトライアスロンを見に行ってみようと思いました。  


Posted by おもやいっこ at 11:10Comments(0)のんほいフォーカス

2014年07月26日

ポット栽培で高品質の柿をつくるベル・ファーム



 柿のポット栽培に取り組み19年

 ベル・ファームは、大正時代から続く柿農家で、90年前から次郎柿を栽培しています。4代目の鈴木義弘さんは、大学で学んだ柿のポット栽培を農園で実践。安定した収穫による質の高い柿を市場へ送り出しています。
 
「ポット栽培では、細かく張ったたくさんの根が効率よく養分を吸うので、品質が高まり、しかも通常よりも短い期間で果実が結実します」と鈴木さん。もっとよい柿をと、新しい品種の栽培に挑戦中です。



豊橋市石巻から石巻市へ次郎柿を贈る

 ベル・ファームでは昨年、賛同してくれる仲間とともに、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市の仮設住宅で暮らす人たちへ次郎柿を届けました。この活動が、豊橋次郎柿生誕100周年記念事業「復興お絵柿プロジェクト」に発展。
 
 丹精込めて作った次郎柿を、絵を描いた果実袋に包み、被災地の人たちが元気になるメッセージとともに自分たちの気持ちを届けます。今年は、玉川小学校の柿畑で栽培した柿を贈る準備が進んでいます。

絵を描いた袋を10月初旬に次郎柿に被せ、12月初旬に収穫。袋に包んだ状態で被災地に届けます。



    「誰でもできる柿づくりを次世代へ繋いでいきたい」と鈴木義弘さん

 【 取材を終えて・・・ 稲荷センター 服部 佳子 】 

 雨後の新緑がひときわ濃く感じられる6月28日、豊橋市石巻町にあるベル・ファームさんへ伺ってきました。
今回取材をさせていただいた園主の鈴木義弘さん。豊橋で初めてポット栽培をおこなったそうです。

 柿の木といえば畑に植わっているものと思っていましたが、ポット栽培は、大きめの鉢に柿の木を植えて栽培する方法です。

 この方法は鈴木さんが大学生の時に学んだ方法だそうです。鉢の中に細かい柿の根が伸び、畑の柿より少ない肥料で効率よく吸収する事ができ、柿の木を早く成長させます。

 ポット栽培は少ないスペースで栽培ができるので新品種の柿を作ったり、ハウス栽培に向き、付加価値の高い柿を栽培することができます。最初は300鉢からはじまったベル・ファームさんのポット栽培も今では1000鉢になりました。

 柿の種類はおなじみの次郎柿をはじめとする7種類の柿が6つの農園で栽培されているそうです。

農園全てを合わせると、その規模は5ヘクタール。名古屋ドーム1つ分の規模になるそうです。

 取材をさせていただいた日は、小さな緑色の柿がなっていましたが、秋になると、この広大な農園が鮮やかな柿色に彩られるかと思うと、心おどりました。




 柿色のTシャツとスニーカーを履いてイキイキとした表情で農園の事を話して下さるベル・ファームの鈴木義弘さん。ポット栽培をすることで、“桃栗3年、柿8年”といわれる柿を短い期間で栽培し、年々高齢化を迎える地域で、柿栽培が女性でも高齢の方でもできるよう育て方に改良を重ね、少ない人材でたくさん栽培できるよう石巻の次郎柿を三河ブランドとして全国に届けてゆきたいと話されていました。

 それは代田イズムの“良いものを安く”の考えに似ていると思いました。いくら良いものでも手に入らなければ価値は伝わりません。
 私もヤクルトのお届けの中で、地域に住むお客様とたくさんお話をさせていただき、ヤクルト400の良さ、乳酸菌シロタ株のチカラを知っていただき、乳酸菌、体の仕組みへの知識を深め、努力していこうと思いました。
 
 また、小学校の農園見学や学校の訪問をして、若い世代に柿づくりを伝える活動をしています。その活動の1つに『復興お絵描きプロジェクト』があります。

 これは石巻町で作られた次郎柿に学生さんをはじめとする地域の方たちが絵を描いた果実袋に柿を包み、宮城県の石巻市の方々に贈るというものです。

 東日本大震災から3年経ち、何かしたいけど何をしたら良いか分からないと思っている子供たちのために鈴木さんと地元の方たちが考えたプロジェクトだそうです。

 鈴木さんのお話から地元への熱意を凄く感じ、私も豊橋市石巻町で生まれ育ったので、地元の事をを思い、盛り上げてくださってる事が凄くうれしく誇りに思いました。

今回の取材に行かせていただき、ベル・ファーム鈴木さんの地元への思いと、東三河ヤクルト販売の社員さんの、東三河を盛り上げたいという気持ちは『お絵描きプロジェクト』と同じようにつながっているんだと思いました。

 地域の方たちに地元を知ってもらう為のおもやいっこの取材に私も加わる事ができ、知らなかった東三河の顔を知ることができたので、お客様のところでお話できたらいいなと思います。

 この取材を通して、私もお絵描きプロジェクトのように、人と人との思いは離れていたとしてもつながるんだと思いました。
 毎日ヤクルトのお届けにまわらせていただき、地域に住んでいるお客様とつながってヤクルトの服部。
 地域の顔になってゆけるようがんばりたいです。
  


Posted by おもやいっこ at 14:24Comments(0)ふるさと応援団 !!

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