おもやいっこ › のんほいフォーカス › 「親だから伝えられることがあります」発達障がいを持つ子どもたちと親をサポート

2015年08月08日

「親だから伝えられることがあります」発達障がいを持つ子どもたちと親をサポート

 今年の2月、弊社豊川みなみセンター保育ルームで、保育スタッフを対象に、発達の凸凹がある子どもたちについて学ぶセミナーがありました。
そのときの講師が、NPO法人ゆうの荻野ます美さん。

「親だから伝えられることがあります」発達障がいを持つ子どもたちと親をサポート
▲荻野ます美さん(左)


一人でも多くの方に自閉症について知ってもらおうと活動する彼女の原動力になっているのが自分自身の体験です。
「息子が5歳まで過ごしたアメリカでは、息子にあった教育を受けることができましたが、帰国後は、相談先もわからない状況でした。その時の経験を生かし、どうしたらよいかわからない親御さんたちに、親として体験してきたこを伝えようと、11年前、同じ思いの人たちとNPO法人ゆうを立ち上げました。今、私が力を注いでいるのは、先生と親との間に生まれる理屈ではわりきれない間をつなぐためのお手伝い。東三河ヤクルトで行ったセミナーもそのひとつで、まずは、子どもたちと楽しく過ごすコツや工夫を知っていただこうと思いお話しました」と荻野さん。

「お母さんが元気でいられることが一番大事」

と話す言葉に力をいただきました。

「親だから伝えられることがあります」発達障がいを持つ子どもたちと親をサポート「親だから伝えられることがあります」発達障がいを持つ子どもたちと親をサポート
▲まずは自閉症の子どもの気持ちを理解しよう そうすれば子どもの行動が理解できてくる
 弊社の従事者に『自閉症啓発キャラバン Swing』として講演



     【取材を終えて・・・ 豊川みなみセンター 鈴木衣代子】


7月13日、会社で発行している情報誌“おもやいっこ”の取材で“NPO法人ゆう”の荻野ます美さんにお話しをうかがいました。
荻野さんは個人的に数回お会いしたことのある方ですが、今回取材の同行をさせていただいて、改めて人としてのパワーがとてもある方だと思いました。今の私にとっての子育て(療育)の先輩でもあり、また先生でもあります。

荻野さんは、自ら発達障がいの子どもさんを育てた経験をもとに、“同じ立場のお母さんが頑張って子育てできるように”活動している方です。今回の荻野さんのお話はとても考えさせられることばかりで、うなずき、感心するばかりでした。何度聞いても目頭が熱くなりますし、悩みを抱えている母親たちにとって、とても励みになると思いました。

今回、私が取材スタッフのメンバーに加わったのは、私の息子(現在4歳)は2歳3か月の時からNPO法人ゆうさんにお世話になっているからです。今も、息子の訓練だけでなく、親自身の訓練もさせていただいています。親の目線から見た支援は、荻野さん自身の体験談も含め、とても分かりやすく教えてくださいます。まだまだ教わる事はたくさんあるので、とても助かりますし、心強いです。

「親だから伝えられることがあります」発達障がいを持つ子どもたちと親をサポート
▲私たち母親が子育てできるように応援してくれるから心強い と、鈴木さん



今回のおもやいっこを手にされた方々が、少しでも“発達障がい”について興味を持っていただき、そして知るきっかけになっていただけたらとても嬉しいです。






 



同じカテゴリー(のんほいフォーカス)の記事画像
蒲郡市役所企画部まちづくり課を取材して
豊川市役所さまを取材して
とよかわ子育てネットさんを取材して
田原市役所さまを取材して
「お互いさまひろげ隊」代表 大野さんを取材して
「新城市企画部まちづくり推進課」さんを取材して
同じカテゴリー(のんほいフォーカス)の記事
 蒲郡市役所企画部まちづくり課を取材して (2019-04-03 15:39)
 豊川市役所さまを取材して (2018-12-20 10:23)
 とよかわ子育てネットさんを取材して (2018-09-22 11:42)
 田原市役所さまを取材して (2018-04-24 11:43)
 「お互いさまひろげ隊」代表 大野さんを取材して (2017-12-15 14:40)
 「新城市企画部まちづくり推進課」さんを取材して (2017-07-26 11:27)

Posted by おもやいっこ at 10:24│Comments(0)のんほいフォーカス
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。